わぁ。
きれーーーーーい。
つい手を合わせたくなるお月様です。
松の葉越しの月は、東山魁夷の世界です。
長唄 道成寺の詞章のように、いつか雑念なく曇りなき「真如の月」を眺めたいものです。
詞章では、「眺めん」ではなく、「眺め明かさん」なんですよね。辞書によると、「眺め明かす」=「物思いに耽って夜を明かすこと」だそうなので、月と対峙しながら夜を明かす、という感じなのでしょうね。
真如の月を眺めるなんて、生きている間は無理でしょうから、せめて、ゆっくりと静かな気持ちで月を眺められる日が訪れますように。
☆横浜市鶴見区
花柳もしほ日本舞踊教室☆