春季講習会

昨日、一昨日と、春季講習会に行って参りました。

子育てに追われ、久しぶりの参加となりましたが、

懐かしい会場。

師匠との何気ない会話。そのうしろ姿。

舞台袖下から拝見する研修部の先生のお姿。

数年ぶりにお会いする方の優しく、気さくな笑顔。

「あ！！これは、母が十六年前に見たのと全く同じ光景だ！私は、こんなにも母の遺産で生かされている！」

と気づいた瞬間、目眩がしました。

母は、自分亡き後、私が何一つとして寂しくないように踊りを与えてくれたのだ。

お昼休憩の時に、なんとなく師匠が仰った「もしほちゃんは、なんで踊りを続けてるんだろうねぇ」とのお言葉の答えが分かったような一日でした。

きっと、母が、師匠の横にそっと座って、いつものように食べものを頬張りながら、美味しそうにお昼を食べていたのでしょう。

帰宅してから、遠くに見つけた富士山は、格別に美しく、

心で、「お母さん！ありがとう！！」と叫びました。

☆横浜市鶴見区

花柳もしほ日本舞踊教室☆