コンチキ号漂流記
(2023年9月6日)
久しぶりに胸が震える程の名著に出会った。
『コンチキ号漂流記』といえば、
1947年、ノルウェーの学者ハイエルダールが南米のペルーから南太平洋の島までいかだコンチキ号で航海したときの記録で、世界の名著としても有名なのだが、ようやく手に取って読むことが出来た。
ハイエルダールを含む6名のイカダの乗組員は、念願のポリネシア諸島の中の、人口127名の小さな島に漂着した。島の人々に歓迎され、祝いの宴が催された。
その時の島の人々が送った歌が、
「…あなたがたが、またとおい国へ行ってしまっても、おたがい心の中で、いつもいっしょにくらせるように、わたしたちと思い出を分け合って下さい…」
『コンチキ号漂流記』ハイエルダール著 偕成社
…なんて、美しい歌。
是非ご一緒下さい。
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