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かこさとしさんのメッセージ

(2019年9月12日)

先日から読んでいたかこさんの著書を読み終わりました。

かこさんのメッセージに胸が熱くなり、このメッセージを私なりに次の世代に繋いでいかなくてはならないという気持ちを新たにしました。

以下、引用文

〇〇〇〇

「近ごろは、親御さんが過保護なのか、心配性なのか、子どもにあれこれ構い過ぎる感じがします。僕は『大人は、大人のことをしっかりやれ!』と言いたいですね。

大人としてやるべきをことをきちんとやらないで、子どもをどうにかしようとしたって、出来ない相談でね。子どもには大人の代わりは出来ないように、大人は子どもにはなれないのですから、まずは自分が一個の大人として立派にやって下さった方がいい。

そうすれば、子どもたちはちゃんとそれを見ています。子どもたちはいつだって見事な大人を観察しては、ひそかにみならって努める素晴らしい生物なのです。」

〇〇〇〇

最後に、かこさんがユネスコの講師としてインドネシア、ベトナム、ラオス、パキスタン、フィリピン、中国などの国にいらした時に、必ず冒頭でなさっていた挨拶を紹介したいと思います。

『実は私は、少年の頃、日本の軍人になろうと思った、そのなれの果てなのです。目が悪かったので、軍人にもなれず、飛行機にも乗れなかったので、皆さんの国に迷惑をかけずに済んだけれど、そのまま進んだら、どんなことをしていたか知れないので、お詫びに参りました』

〇〇〇〇

人を責める前に、先ず、自分に落ち度はなかったか、そして落ち度があったなら、勇気を出して謝る。

自分の過ちを認め、一歩を踏み出す知恵と勇気を持つことは、人の為でなはく、自分自身への信頼を高める事に繋がるのだと思います。

是非、ご一読下さい。

かこさとし『未来のだるまちゃんへ』文春文庫

☆横浜市鶴見区

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