グッときた!!
(2023年1月13日)
昨日、友人から干支の版画が送られてきた。
彼女は、中高の同級生で、今は美術の先生だ。
彼女の絵を初めて見たときの驚きを今でもはっきりと覚えている。
体育祭の為に描かれた「美女と野獣」と絵だった。私も、小学生の頃までは、そこそこに図工が得意だったのだが、全く別次元だった。イラストに狂いがない!!こんな完璧な絵を同級生が描けるの!と、なんだかすごく嬉しく感動した。
それから、三十年近く経って、今、手元にある版画を見て、その時と同じように感動している。
私は、デジタルアートというものがイマイチ得意でなく、工芸とか、何か、その人の作業の工程が垣間見られるようなものの方が好きだ。
そして、この版画からは彼女の手の動きが伝わってくるようだ。
そう、そして、一番嬉しかったのは、彼女はきっと、すごーく楽しんで、夢中で描いたんだろうと思えたこと。
技術の鍛錬も同じ位大切だが、本人の心が揺れていることが、最も大切なのではないか、と思う。
私も、そのようでありたいと思った。
☆横浜市鶴見区
花柳もしほ日本舞踊教室☆